ディナー:南三@荒木町(四谷三丁目)
南三と書いてみなみと読みます。某雑誌に紹介されたのを見て魅了され、すぐに予約を入れました。訪問は先月末。場所は荒木町。友人と四谷三丁目駅で待ち合わせて向かいました。駅からは徒歩数分。偶然にも1年前に訪れた遊猿(シャンウェイの姉妹店)のすぐ側。お店は複数の飲食店が入る雑居ビルの2Fにあります。
入り口に控えめな看板が。
お店の扉を開けると、
こじんまりとした店内。入って右側に奥がソファになっているテーブル席。私たちは手前のテーブル席に案内していただきました。18時半の予約でしたが、すでに半分の客入り。
奥が厨房でその手前がカウンター席になっていました。が、この日はそこに座るお客さんはいませんでした。
何はともあれまずは生ビール大好きなハートランド
テーブルセッティング
メニューは5千円のおまかせコースのみ。
白いお皿に木の箸
このシンプルさがこれからのお料理に期待を抱かせます。
まずは前菜盛り合わせからスタート!
うわー、もういきなり見た目で好みなのが分かる
お料理は店員さんや店主さんが運ばれるタイミングで説明してくださったんですが、すみません、うろ覚え
ということで今回はほとんど写真でお楽しみください
穴子とプチトマト、きゅうりのピクルス添え
マコモダケの特製沙茶醤(サーチャージャン)和え
ゴーヤとピータンの和え物
鴨胸肉の青マンゴー!粒マスタード和え
金糸瓜のじゅんさい。そのうえにのるのは金華ハム!金華ハム大好き 何この組み合わせ?!すっごいうまい!
干豆腐とあさりの和え物
穴子だけじゃなく添え物のピクルスも抜群に美味しい。
これほんと最高。というかこの前菜の全部が最高。
あらためて写真を。
大満足のスタートのなか2杯目は焼酎で♪。ちなみにお酒のラインナップは少なめです。
続いてのお皿は焼き物3種。ウィグルソーセージ、鴨舌の燻製、あとなんだったかな?(笑)
見た目はグロテスクですが、これがね、ぜんぶ美味しい。
すばらしいとしか言いようがないです。
お皿の端にはマスタード
この中に温かい料理があって、それから食べると良いですよ、みたいなことを言われ、それがこれだった気が。バリバリ豚大腸だそう。とにかくすべてが美味しくて夢中で食べていたので記憶が… それにしても鴨の舌とか、、姿が頭に浮かび残酷な気持ちになりつつも、、、美味しかったです
続いて、蝦夷鹿と台湾のなんちゃらという野菜を使った炒め物
これ、めちゃくちゃうまかった!何この野菜?何この燻製具合?ほんと最高!
ここいらで紹興酒に行きますよ(笑)
2種類あったうち、風情のある瓶のほうをいただきました。
友人が紹興酒がダメで、1人ですべて飲みきる自信がなかったので持ち帰りOKか確認した上でのボトルです(笑)。美味しい。やはり中華に紹興酒はすごく合うと思います。苦手な友人には申し訳ないですが。
そしてこちらは葉っぱに隠れていますが、エビフライです(笑)
台湾エビフライと葉っぱは素揚げされたバジル!なんという組み合わせ
台湾のエビフライってどんなのかわかりませんが、
中身はトウモロコシでした。これがまた、えも言われぬ美味しさよ…。
続いて、鮎のコンフィ
鮎さん2匹が、唐辛子と葉っぱに埋もれています。
これもまたスペシャルうまいーー!
次のお皿は羊肉のミントソースがけ
お肉が見えないほど大量のミントソース
角度をかえると、ほら、てんこ盛り!
ウッマーー!!
美味しさに追い討ちをかけるかのような一皿。
羊肉独特の臭みはゼロ、いやむしろ旨味がギュっとつまってすごいことにこれ絶対羊肉が苦手な人でもペロリといけちゃいます!
シメのご飯は、なんと大好きな魯肉飯 しかも台湾おこわの魯肉飯とな!
上にはパクチーがたっぷり。
うまいわ〜、これ。
日本のおこわってあまり好きじゃないのですが、こういう形でくるとは。すごく美味しい!もうシェフ天才!
フィニッシュのデザートは、杏仁豆腐に桃の樹液(!)のシャーベットをのせた一品。
怒涛のごとく続いた個性あふれる料理のシメにちょうど良い、優しさあふれるデザート。
最後まで完璧
ごちそうさまでした!
南三。すべてが印象に残る料理でもう脱帽。これが5千円なんて…安すぎます。
私も友人もすこぶる気に入ったので、数日後に次の予約をいれました。実際、この日は帰りに次の予約されている方が多かった。この内容だから納得ってものです。訪問時で来月8月の予約はすでに満席とのことだったので、9月初旬に予約を入れました。もう来週です!
9月はガラっと内容が変わりますと言われまして、今からめちゃくちゃ楽しみです!
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