ランチ:泰然@新宿御苑
行ってきました、なんてサラっと書きましたが過去2度ほどフラれてます(笑)。
職場からお店まではランチ射程圏ギリギリなんですが、ここまで来て…
「本日のランチは終了しました」
この札が2度かかっていて、がっくり。そうかー、ここは13時では遅すぎるんだな、と2度目にフラれて判断しました。でも、どうしても食べてみたかったので思いきってお店に電話をしてみました。
「お昼の予約できますか?」 「できますよー」
って、えっできるんだ?! 聞いてみるもんだ(笑)。ということで、さっそく翌週の平日に予約を入れて伺いました♪
お店の扉には売り切れの札が出ていましたが、扉を開けて予約の旨を伝えると、暖かく迎え入れてくれました。お客さんは女性二人組がおしゃべりとともに食事を楽しんでいる他は私だけ。
訪れたのは4月。まだ涼しい頃で、温かいお茶の提供
注文は、もちろん親子丼!
着丼までいつものように店内を観察して過ごします。
カウンター席の前には飴色の器に醤油と、七味とうがらし
目の前で作られているのは自分のものというのがはっきり分かるので妙に緊張(笑)
ほどなくして着丼
こういうの、蓋を開ける瞬間ドキドキするのは私だけでしょうか(笑)
パッカーン! おおおー、美味しそう!
湯気が立ち上るお味噌汁
香の物
そして親子丼
とろとろの卵に、鶏肉は、ムネ肉とモモ肉が混在しているのがお分かりいただるでしょうか。それぞれの肉の食感、味の違いが楽しめるのがうれしい。
これだけとろとろなのは、「卵かけご飯の延長を目指しました」 とどこかの雑誌に書かれていたのを思い出し、妙に納得。なので、ごはんの下にもしっかり卵が沁みています!
卓上の七味は蓋を開ければフレッシュな香り
後半は七味をかけて清涼感を楽しみました
お味噌汁の具は最初の見た目でシンプルかと思いきや、いざ飲んでみたらざくざくのあさり
美味しい〜
ごちそうさまでした!
きれいに完食!
帰り際に店員さんに、「お近くなんですか?」とたずねられ、「新宿三丁目から仕事の合間のランチで来ました」と言ったら、「そんなに遠くから!」と驚かれてしまいました 「これから仕事に戻ります」と言うと、「また、お願いします」とご夫婦なのかわかりませんが、心のこもった丁寧な応対がうれしかったです
少し間をおいて再訪♪
また予約をして伺いました。今回は電話の際、「親子丼でいいですか?」と聞かれたので、「いえ、もうひとつの鶏そぼろ丼は可能でしょうか?」と尋ねたところOKとのことで、お願いしました。
予約はまた13時。店前に到着するとまた売り切れの看板が…。そろそろと扉を開けると、どうぞどうぞと席に案内してくださいました。わたし1人なのにこの時間まで店を開けてくれていることに感動
まさに貸切状態でちょっと緊張
この日は初夏を思わせる陽気。前回と違って冷たいお茶で出迎えてくださいました。
私だけのために料理が用意されている、という気持ちがぬぐえません(苦笑)。
もうすぐ出来上がる頃に配膳の準備が。
そしてこちらが鶏そぼろ丼
うわー、これはすごく美味しそう!
鶏そぼろ丼
もうこれは見ただけで美味しいのが分かる系です!
親子丼と違うのは、サラダが付くこと
しかも湯葉サラダ
香の物も前とは違っていました。
こうして季節を感じさせてくれるお店は、絶対良いお店です。
お味噌は今回はなめこのお味噌汁
赤出汁じゃなくてもなめこ汁って美味しいし、どこかほっとします
この卵が美しすぎて崩すのに勇気がいりました(笑)
まあ、崩しましたが(笑)
そしてめちゃくちゃ美味しいですっ、この鶏そぼろ丼!
ショウガがけっこう効いています。鶏肉はほどよい甘さ(みりんかな)とショウガのスッキリ感、それに黄身がふんわりまとわりつき、これは…個人的にはかなり好きな味
湯葉のサラダも美味しい かかっている玉ねぎベースのドレッシングはおそらく自家製でしょう、おかわりしたいくらい美味しかったです。
ごちそうさまでした!
泰然、2度ランチに訪れただけですが、本当に良いお店で、大好きです。
丼の美味しさはもちろんですが、心のこもった応対が、年齢ゆえかとても染みました(笑)。あーでもやっぱり料理って作ってくれた人の心も含まれての料理だとこの日食べてあらためて思ったのでした。
この内容で親子丼は1000円、鶏そぼろ丼は800円!感謝です。
親子丼が評判のようですが、個人的には鶏そぼろ丼のほうが好みでした。鶏そぼろ丼は限定5食みたいなので予約が懸命かと思います。
また絶対ランチに伺いますし、夜は釣りが趣味の店主さんの魚も楽しめるとのこと。機会を作ってぜひ夜も訪れてみたいです
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