ランチ:サーカス(circus)@国立
12時ちょっと過ぎに到着してみれば小さい店内、すでにほぼお客さんで埋まっており、わたしはギリギリセーフすぐ後のお客さんを最後にそのあとはもうお断りになっていました
店内をよく見ると予約席の札も…。ここは予約が確実と思いました。
店内の壁はブルーグリーン。テーブルやイスもカフェっぽくて全体的にオシャレ感漂います。
わたしが座ったのは相席ありの大テーブル。
すぐ後にサラリーマンのおじさまらしきお一人さまが、わたしの斜向いにご着席。どうやら常連さんのようで、店員さんに「いつものでよろしいですね」と、憧れの言葉(笑)をかけられてました。
わたしのすぐ横にあるこのカゴは何なのかなと思ったら、後に来た予約のお客さんがこれを持っていき自分のかばんを置きました。ああ、かばんを置くためのものなのかと、わたしもすぐに習ってかばんを置きました(笑)。
上には果実酒らしき瓶が。インテリアとしてもしっくりきています。
こういうのもインテリアとして成立するという考えがわたしには全くないので、やっぱりカフェってセンスが問われるものなんだなあとしみじみ思ったりしました。
メニューはこんなバインダー。
またまたお洒落〜
ぺらぺらめくっていたらうしろのほうにこんな文章が。
そう、たしかにお料理がくるまでにすごく時間がかかったことは確か。
ということで店内の奥には本のコーナーが。
わたしは読みませんでしたが、おひとりさまのおじさんがこのコーナーに立ち寄り、本を読みながらお料理を待っていたりしていました。
さてメニューは通しで、茹で鶏のフォー、茹で鶏のせご飯、お惣菜セット、トーストとスープ、バタートースト、とあります。ランチタイムはドリンクが200円引きです(例外あり)。
トーストがあの有名なペリカンの食パンを使っているということでパン好きとしてはとても惹かれるものがありましたが、今回は最初からお惣菜セット(ご飯、味噌汁、漬物付き) と決めていたので、それをオーダー。そしてドリンクメニューからハートランドの小瓶も♪(笑)。
まずは、おしぼりとお水が運ばれてきます。
わたしの席の横には棚があり、その上にはオブジェや絵が飾られていました。
ショップカードは絵ハガキサイズ。
この絵って飾ってあった絵と同じ人のものかな。テイストが似ています。
少しして、ハートランドが運ばれてきました。
大好きな薄はりのグラス♪それとこのコースターが何ともいえずいい
ビールが提供されたということはお料理もそろそろなのかな、と思ったらそうでもなく、ここからけっこうな時間、待ちました。本当にぜんぶお一人でやられているし、お料理も作り置きをあまりしていない印象を受けました。
そして待ちに待ったお惣菜セットが運ばれてきました♪
うわ〜、美味しそう
ご飯。けっこうしっかりめに盛りです。
お味噌汁
ねぎやお麩の具に黒ごまがパラリ
お漬物は大根を赤酢に漬けたの
箸置きは枝豆〜♪
そしてこちらがお惣菜セット♪
パッと見ただけで身体によさそうなものばかりなのが分かり、ワクワクしちゃいます手前下から時計回りに、
ポテトサラダ
野菜と大豆のマリネ
ひじきの煮物
蕗のきんぴら
真ん中に黒豆の煮たの
そしてメインは豚肉とお麩のチャンプルー。麩のチャンプルーは大好物なので嬉しい
はっぱもちゃんとあります。
どれもしみじみ美味しい。料理ってやっぱり作り手の人柄が染み込むものなんだなあと食べ歩きをしているとよく思うのですが、このお店は特にそう感じました。
今日のお惣菜のなかではこのポテトサラダが特に好みでした。
シャキシャキの玉ねぎの食感が新鮮でした
そして、この野菜と大豆のマリネしたもの。最初は根菜に隠れてよく見えなかったのですが、食べ進めると大豆がけっこうたくさん入っていてさらに押し潰してあるのが分かりました。これってすごく味に影響していたと思います。こういう一手間って大事なんだなあ。
ご飯とお茶碗の器も、なんかすごくよかったです。
そしてお惣菜がのるこの藍色の大皿もすごく好き。器の使い方にとてもセンスを感じるお店でした。
わたしの席から見た風景
これだけで絵はがきになりそう(笑)。こういうのもお店を作るときに考えられたんだと思うのですが、お料理を含め、この空間が何ともいえずすごく居心地がいいんです。
店内での時間がいかにゆっくり流れていたのか、外に出てみて、はっと気づきました。
サーカス、とてもいいお店でした。ペリカンのパンも食べてみたいし、写真を見るとスイーツもかなり美味しそう。次回はスイーツを食べに来てみようかな。
国立はだいぶ前にシエル・ドゥ・リヨンで食べた以来ですが、こんなステキなお店があるなんて。国立、これからゆっくり開拓していきたいと思います。
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