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2015年2月27日 (金)

ディナー:サンフォコン(Saint FAUCON)@幡ヶ谷

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ハワイの記事の間ですが食べ歩きの記事をいくつか。
今回は、ずっとアップしようと思っていたお店、ワインビストロサンフォコンのご紹介♪

幡ヶ谷にあるサンフォコン、サラマンジェ出身のシェフのお料理がわりと近くで食べられると知り、ずっと気になっていました(サラマンジェは未訪ですが)。特にカウンターフレンチというところにカウンター好きとしてはとてもそそられるものがありました。そして昨年末、念願叶ってようやく訪問することができました


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予約の時間が18時と早いのできっと誰もいないだろうと思ったら、やっぱり誰もいませんでした(笑)。
店内は思っていたよりずっと狭め、カウンターはたったの6席。いちばん奥に着席


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まずはドリンクのメニューをいただきます。


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友人はスパークリングワイン。わたしもそうしようかと思いましたが、


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やっぱりビールにしてしまいました
セーズというビール(小瓶)で説明に、フランスの喉越しが軽いビール、とあり飲んでみたくなったので。ぷはー、美味しい。最初の1杯としてなかなかいいビールです。


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そうそうカトラリー置き、一時よく見たこのダックスフンド、と思ったら、


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よく見るとわたしのほうは猫ちゃんでした!

本日のメニューは店内の黒板に書かれています。その中から、時間のかかるものには丸印がしてあるので、それを含めてオーダー。といっても二人とも訪問前から気合いが入っていて、これは絶対食べたいというものをリストアップしていたので、わりとすんなり決まりました。


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まずは二人とも食べたいと思っていた、シャルキュトリ盛り合わせ♪
あ、これはシェアした1人分の量です。美味しそう〜


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手前から、大好きなパテドカンパーニュ
メニューには12代目パテドカンパーニュとありました。12代目って??肉〜っていうかなりしっかりめのお味です。わたしはもう少しあっさりめの方が好みですが、サラマンジェはお肉に力入ってますからね。


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ピクルス


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豚のゼリー寄せ


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キャベツの赤ワインビネガー


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パテドフォア
今回の前菜でいちばん気に入ったのがこれでした!右隣にあるのはたぶんリンゴかパイナップルのジャムだったかな?で、このジャム、レバーパテ、ナッツやレーズンたっぷりの黒パンを合わせて一緒にいただくと…、ここは天国でしょうか?ってくらいもう〜うまい!


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パンもいただきました。丸型のフランスパンは熱々です♪


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さて、ワインはお料理とのマリアージュを考え、お皿に合わせてその日のグラスワインからオススメをいただくことにしました。
この日はまずは白で、この3本


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恥ずかしながら何をいただいたのか憶えていません相変わらずワインを記憶できない残念なわたし…
しかしお好きな方はボトルの写真から判断していたけるのではないでしょうか


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友人は別のワイン。色が全然違います。
わたしはシャルドネが好きなのでシャルドネだったんじゃないかなあ〜、なんて違ってたら恥ずかしいのでやめときましょう。。

ところで酔い防止にお水をたのんだところ、ガスありとガスなし…それと幡ヶ谷のお水とありますが、どれになさいますか?だって(笑)。こういうジョーク好き日本人でこういうジョーク言える人って珍しい気がします。


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そしてこちらは同じく二人とも必食と思っていたキッシュ


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キッシュはその日によって具材が違うらしく、この日はマカロニと豚の小腸とのことでした。


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その隣にはルッコラとキャロットラペ


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さらに赤い大きいのはたぶん紅芯大根、その上にポロネギのソテー、さらにお隣には赤カブ


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マカロニと小腸という個性的な具材に少し不安になりながらいただくと…、

美味しい〜〜!なんだろうこの満足感(笑)。みなさんオススメするだけあります


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ちなみに友人のお皿は白でした。
このお料理だと黒いお皿のほうが映えるなあ、なんて思ったりするのも楽しい♪


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そしてこちらは友人が絶対食べたかったというブーダンノワールがこの日なかったため、おなじようなテイストの、豚の血のテリーヌ。うわ〜、なんかすごい迫力


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テリーヌの下にはなんとパイナップル味のリゾット!
サラマンジェのスペシャリテのひとつがブーダンノワールでそれにはバナナの何かを合わせると聞いていたので、てっきりこれもバナナ味かと思いきや、口に入れたらパイナップルだったのでビックリ!!

最初試しにこのリゾットだけ食べてみたんですが、なんとも言えない体験したことのない味で、正直美味しくはない、と思ったのですが、テリーヌと合わせると…、


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ウマーー!!

いやもう、これだからマリアージュのマジックはやめられませんっすごすぎます。すんごく美味しかったです、コレ。ブーダンノワールのほうも今度食べてみたいなあ。


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なんだか喉がかわいてきてまたビールをたのんでしまいました
今度はさっきと違うのにしてみよう、ともうひとつのレーベンブロイの小瓶。こちらはよくありますので安心感があります。


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そしてお肉料理を何にするかを今回、いちばん悩みました。時期的にジビエがあり、この日はペルドロー、ピジョンラミエ、エゾ鹿。お肉料理はブルターニュ産仔鴨、黒毛和牛、マンガリッツァ豚。

悩んだすえ、ブルターニュ産仔鴨フィレをいただくことにしました。うわー、美味しそう!これもシェアした1人分のお皿です(というか全部そうしてくださいます)。ボリュームある!


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こちらは友人のお皿。わたしのと全然違って白ベース
お料理って本当にお皿によってすごく印象が違ってみえるなあ、と今回しみじみ思いました。このお料理は自分のお皿のほうがゴージャス感があって美味しそうと感じました。


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それにしても素晴らしい火入れ


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ちょっと甘めのトロっとしたソースが仔鴨にピッタリ


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そしてそしてこの付け合わせがこれまたウマかった!
すごくスパイスの風味。数種類のスパイスを使っているのを感じましたが、なんだろう?とにかくスパイス好きのわたしにはたまらない付け合わせでした鴨との相性も抜群によかったです。


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お肉はしっとりと柔らく、口の中で旨味が広がります。うーん、しあわせ〜

そして最後はシメのデザートです。わたしはそれほどデザートにはこだわらないというか、最近はむしろカットしてしまうことも多いのですが、とにかく友人は無類のデザート好きなので、おまかせすることにしました。

それほど種類はないのにかなり悩んでおりましたが、選んだものは…、


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ヌガーグラッセ
これはこのお店に訪れた方がみなさん絶賛されているデザート。でもヌガーグラッセというものをわたしも友人も食べたことがなかったのが悩んだ点でした。でもたのんでよかった!
この見た目で十分美味しさが伝わってきます


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ヌガーグラッセとは蜂蜜、ナッツ、生クリームを使ったセミフレッド、と説明がありました。セミフレッドとは何ぞやと調べてみたら、セミ(半分)、フレッド(冷たい)で半分冷たい、アイスクリームほど冷たくないケーキのようなもの、という意味だそうです。

もうこれ美味しすぎです。上にあるのはカシスのソルベ。この酸っぱさと甘さのそう、これまたマリアージュです、最高の組み合わせでした


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こちらはこの日メニューにはなかった、クレームブリュレ。の小サイズ

なぜこれをたのめたかというと、途中、常連さん家族とおぼしきお客さんたちが来られたのですが、その方が、この間食べたクレームブリュレがすごく美味しかった!と大絶賛していまして、もちろんデザート好きの友人がその話を聞き逃すはずもなく(笑)、シェフに訊ねたのでした。すると、常連さん用?に少ない数作ってあるとのこと。で、今回ありがたくもいただけたのでした。よかったね、友人!


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写真では大きく見えますが、かなり小さい器です。
その中に熱々のグラタンのようにクレームブリュレが詰まっています。お味はというと、

美味しい〜すご〜くクリーミー。カスタードはコクがあるんですが全体的にさっぱりといただけます本来それほど好きではない部類のデザートですが、こちらのはとても美味しくいただけました(といってもほとんど友人が食べたのですが)。


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そしてスイーツといえばこれでしょう!わたしも大好きなモンブラン!
モンブランは二人とも特に大好物なので、一品選ぶならこれと最初から決めていました(一品でもよかったのですが(笑))。そしてケーキ屋さんのそれと違い、この妖しい肢体のモンブランに二人とも目が釘付け(笑)


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見てください、この妖艶さ。セクシーすぎるモンブランです(笑)。お味のほうは、、


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美味しい〜

ミルクアイスで仕上げたというこのモンブラン、それはやっぱりケーキ屋さんのそれとは違います。ヒジョーにクリーミーな栗を堪能することができます。クリームに隠れて見えませんが、土台にはサクサクのメレンゲ。この食感もまたいい。

ちなみにデザートはすべてパティシエであるシェフの奥さまが担当されているそうです。夫婦ですごすぎるなあ!


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最後は二人ともコーヒーをいただきました。


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コーヒーの味もいいです。
いつも思うし前にも書きましたが、この最後のコーヒーが美味しいお店にハズレはありません。


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最後に黒いゴージャズなお皿に乗ってプティフールが。


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三角のチーズ味っぽいものと、ナッツ系のクッキー。この時点で相当お腹いっぱいになっていたわたしは三角のを食べて限界を感じ、クッキーは友人に差し上げました。(考えたらほんのちょっぴりですね…)


Last

ごちそうさまでした!

これだけのお料理をたった一人でかつ絶妙なタイミングで提供される千葉シェフの腕にはもう脱帽です。しかもわたしの好きなつかず離れずの距離感のある接客。ちょっとシャイそうで、でも先ほどのようなジョークもたまにはさむ、とけっこう好きなタイプかもしれません(笑)。

それでいてオープンキッチンで淡々と先ほどのような火入れをしているんですからね。もうすっかりこのお店とシェフのファンになってしまいました価格も幡ヶ谷価格というんでしょうか、とってもリーズナブル。

またよいお店と出会うことができました♪フレンチ好きな方は是非足を運んでみてください。6席しかないので予約が賢明です。

ちなみにサンフォコンの向かいには、なんと課題にしていた餃子のニイハオが!うーん、次はどっちか迷っちゃいそう(笑)。

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