ディナー:organ (オルガン)@西荻窪
訪問は平日の18時半。予約したうえで知人と来店。お店までは、意外に歩くな〜くらいの距離で到着。西荻には何度も来ているのにここまで歩いて来たことはなかった。
店内のお客はまだ数組ほどでほとんど空席。ですが、それはすべて予約席なんでしょうね。18時半ってまだ早いですもんね。ということで、案内されたのは店のちょうど中央ら辺の二人掛けのテーブル席
店内はこんな感じ。
全体的にウッディにまとまっています。その日は気づきませんでしたがこの写真をみると、イスがそれぞれバラバラ。先日訪れた桜丘カフェを思い出します。写真はありませんが奥にはカウンター席もあり、これならおひとり様でもイケそう。
わたしの横には空間を仕切る間仕切りらしきものがあったのですが、なぜかクラシカルなミシンが…。あれ?この仕切りって昔のミシン台なのかな??
テーブルセッティング
シンプルな白いお皿(照明が暗く白く見えずすみません…)
カトラリー
クラシカルなフォークとナイフ
カトラリー置きも朴訥な”木”とシンプル
日替わりのメニューが用意されているのは吉祥寺で同じくワインバーの『ビアンカーラ』を思い出します。
さて何をオーダーしようかな?とワクワクしながらメニューを眺めます。
前菜の充実さに前菜好きとしてはたまらないものが…。でも初来店なので、今回は店員さんのアドバイスを受けながらオーダーしました(ボリュームでの前菜と主菜のバランスetc.)。
前菜からは「いんげんとマッシュルーム 自家製セミドライトマトのサラダ」、「炙り鯖とじゃがいもの一皿」、「ブーダンノワール」の3品、主菜からお店イチオシの「山形県産三元豚の香草ロースト」をオーダー。本当はもっとたのみたかったけど、これくらいが二人ではちょうどいい量のようです。
最初は泡にしようか迷ったのですが、いつも通りビールにしちゃいましたお相手さんも合わせてくださって、かんぱ〜い!(写真、めずらしく撮り忘れました…)
ということでまずは前菜から「いんげんとマッシュルーム 自家製セミドライトマト」
うわ〜、美味しそう!なんだけど、けっこうなボリューム。ここでもまた木の器が目を惹きます。
お味はだいたい予測できましたが、美味しいです。
バルサミコのソースがよく合います♪
クルミやナッツの歯ごたえもいい。でもこの量は二人ではちょっと途中で飽きてしまう感もあり、今後ハーフポーションを期待したいです。
パンありますか?というわたしのオーダーに、パンとオリーブというメニューもあったのですが、その都度小さめのバゲットを提供してくれるということに。嬉しいな♪
焦げ目がついているので、フライパンで軽く焼いているのかな、自然な暖かみがありとても美味しい
ワインはグラスが充実しているのがふだんグラスをいただくことが多い自分としては嬉しい♪この日は13種類もありましたサービスの方が丁寧に説明してくださいます。
だいたいの自分の好みを伝えて最初にいただいたのは、イマシェリという白ワイン。
なぜなら好きな吉祥寺のお店の名前、ビアンカーラという名があったから。ビアンカーラとは生産者のお名前だったんですね、はじめて知りました。知人はル・グランド・シェーブルというおなじく白ワイン
グラスはこんな感じ
このようにボトルをしばらく置いてくださるのが、ワインの名前をちっとも覚えられないものとしてはありがたい
グラスの写真は撮ってもあまり変化がないのでこの辺りで割愛しようかな
そしてお次は「炙り鯖とじゃがいもの一皿」
これはぜったい食べたいと思っていた一品さてお味はというと〜
うーん、美味しい〜
予想を裏切りません。脂ののったサバとじゃがいもをこんな風にして食べるとこんな素敵な前菜になるんですねー。白ワインとの相性抜群♪
白の次は軽めの赤ワインをいただきました。
何を飲んだのかはボトルでご判断ください(苦笑)
こちらはお相手が食べたかったという「ブーダンノワール」
え?!これブーダンノワール?!珍しい形です。てっきりソーセージの形で出てくるものと思っていたのですが…。まるでデザートのよう。そしてわたしブーダンノワール、実はこの日が初食!ドキドキ
何も言われなければケイクドショコラ(笑)
隣にアップルシナモンまであるからますますそう見える。で、食べてみると…
ウンマーー!
ブーダンノワールってこんなに美味しいんだ〜いままで豚の血で黒っぽくなっているというのにビビってたのめなかったのですが、たのんで、いやたのんでくれてよかった!(笑)気になっていた臭みとかは全然なくて、むしろ旨味がいい感じで凝縮されています。ほんと赤ワインにピッタリ。角切りのアップルシナモンのソースとの相性も抜群です
続いてオススメのワインから赤をいただきました。この辺からひと口サイズの提案もあり、そうさせてもらいました。最近ワインより焼酎を飲んでいるせいか、たまにワインを飲むとけっこう酔ってしまうのでこれは嬉しい提案でした。
お食事のラストを飾るのは、この店イチオシの主菜「山形県産三元豚の香草ロースト」
これでシェアした量。ボリュームありますねえ!
さすが自慢の一品、素晴らしい火入れですお肉がベビーピンクですよ〜
添えられたお野菜たちは、まずお肉の下にマッシュポテト
サイドにキャロットラペ
ズッキーニと枝豆は可愛らしいアレンジで♪
きのこのマリネ
そしてお肉の味に変化をつけるため、お好みでペースト、がお皿の端に。さてお味はというと〜、
さすがお店のスペシャリテ的だけあって、美味しゅうございます。お野菜たちも彩りよくお味もそれぞれ美味
ちなみにこのペーストはカレーのような味でわりとパンチがあります。わたしは後半けっこうつけていただきました。
お肉の途中で新たな赤ワインをいただきました。
ひと口サイズだといろいろ試せていいですね♪今回ワインはどれもとても美味しくて満足でした。ビオなのもあるかもしれませんが、お料理との相性をとてもよく考えて勧めてくださってるんだなーという印象
デザートはデザートが大好きな知人におまかせ。
5つほどのなかから選んだのは「カモミールのブラマンジェ アプリコットのソルベ添え」
いままで白いお皿で統一されていたのがデザートになっていきなりイタリアっぽい鮮やかなお皿になったのに軽く驚き。
このお皿、みかけは素朴ですが味はなかなか、美味しい
ブラマンジェはたっぷりで、シェアしていただくのにもちょうどいい。
アプリコット(杏)のソルベもウマい。
ほのかに香るカモミールのブラマンジェと一緒に食べるとステキなマリアージュ
話もはずみ、最後はカフェをいただきました。こちらも香り高くて美味しかったです
ごちそうさまでした〜!
いや〜美味しかったな〜。もうずーっと前から行ってみたくて期待度は高めだったのですが、何を食べても何を飲んでも裏切られることはありませんでした。全体的にしっかりフレンチというよりも、ワインを楽しむためのフレンチ、という印象でした。唯一、ちょっと…って思ったのは料理の提供に時間がかかるようで、最初の時点で主菜を含めた全てのオーダーをお願いされたことかな。基本、食べながら次を考えるのが好きなので、いきなり全部を予測して決めるのにちょっと抵抗がありました。でも不満はそれくらいで、あとはお料理も接客も雰囲気もたいへん満足できるお店でした。
今回のお料理、結果的にはすべてお店人気の品(メニューに◎がしてある)からのチョイスとなりました。でも実は本当に食指をくすぐられるものはほとんど別にあったのでした(笑)。今回は初訪なのでのっかりましたが、次回は自分好みのメニューで責めてみたいと思います!
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