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2014年8月25日 (月)

お芝居:大人の新感線『ラストフラワーズ』@赤坂ACTシアター

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大・大・大好きな大人計画と劇団☆新感線のコラボ、大人の新感線『ラストフラワーズ』を観劇してきました!!

※以下ネタバレあり


この衝撃的なコラボ、発表されてから2度はぜったい観ようと初日と中間日の2日を抑えていたのですが、初日は不幸で残念ながら行けず…めちゃいい席だったのですが…。


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気を取りなおして中間日の土曜日のマチネ。一度ダメになったから、どんなにこの日を待ったことか!場所は赤坂ACTシアター。初めてのハコというのも重なり、当日はかなり興奮


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シアターは赤坂サカス内にあります。いきなりビルが巨大すぎて圧倒六本木ヒルズみたいに分かりずらかったらどうしよう、と思ってたけど大丈夫でした。


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入り口
老若男女で混雑していました。15分前くらいに入場

今回、真ん中よりちょい前くらいの席であまり期待してなかったんだけど、いざ座ってみたらけっこう近い!これならいいかも♪と満足しながら着席。前後の段差も最近のシアターだからかな、あまりかぶらないようにできていて、スッキリと舞台を見渡すことができました。


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ここから感想(※ネタバレあり)

はたして松尾スズキ氏のダークな世界をいのうえひでのり氏がどう魅せてくれるのか?というのに最も注目していたのですが、これはほぼ想像通りでした。

いつもの大人計画にはない派手なデジタル背景の演出は、ふだんシンプルなのを観なれているせいか過剰に感じられなくもなかったですが、意外に溶け込んでいて面白くなっているような気がしました。対して登場人物の感情を分かり易く表す効果音?は、ちょっと余計な気がしました。いずれにせよ”意外性”と いう意味ではこのタッグ、とてもよかったと思います♪

役者の話。フェイバリットの阿部サダヲは今回もキーマンで、ファンとしては嬉しい限り今回は兄弟の二役。メインは暴力団の若頭、弟の軍二郎。屈折しまくったクセのある役柄をいつものキレのある演技で魅せてくれましたまた第三者の影響で障害を負った兄、軍一郎の設定は、衝撃を受けた『ふくすけ』と重なります。松尾氏の、圧倒的な負を抱えた生、というテーマが、ここでも垣間見えました。

そして一番印象に残った台詞があります。それは終盤で軍二郎が、未来のこの世界が憎しみで満ちていてもか?の問いに対して古田新太扮する佐伯三蔵が放った台詞

『この国は自分の責任で滅びる』

ああ…。

今回、自分の中でいちばんよかった役者さんは、古田新太。直近で観たクドカンの『万獣こわい』でも思ったのですが、このヒト上手なのはもちろんなのですが、すんごく色っぽい!正直テレビでお顔だけ拝見している限りはウーンって感じなのですが(笑)、舞台ではなんというか、色気がすごくて、いつも圧倒されてしまいます。

あとは小池栄子。彼女は『万獣こわい』が初見だったのですが、胸が大きくてスタイルのいい芸能人という認識だけでほとんど興味ありませんでした。が、お芝居観たとたん大好きになりました(笑)。とにかくお芝居が上手。そして声量もよくとおる声質も、すごい舞台向き。特に万獣の時は、前から2列目だったのもあり、その迫力に圧倒されっぱなしでした。今回のラストフワーズに抜擢されたのもその演技を観ていたからすごく納得でした。

新感線側の役者さんは橋本じゅん意外はあまり知らないのですが、みなさん素晴らしいお芝居でした。さすが観ていて安定感あります。

内容ではメインストーリーにたまに挟まる、ビッグダディのコントが面白かった(笑)。もろ関西弁のノリツッコミ夫婦に大笑いしながら、実際の関西の夫婦ってこんななのかなーと思いを馳せたりして(笑)。あとは全体的にもう少しミュージカルっぽいと思っていたのですが、意外にそうでもなかった。企画自体が派手だしPOPなチラシの印象も手伝って勝手にそう思い込んでましたが、逆にいつもより唄や踊りが少ないくらいでした。

まあとにかく今回は脚本、演出、役者、音楽、すべてがよかった!のですが、特にスペシャルだったのはやっぱり星野源!

大病を乗り越え、最近メディアに引っ張りだこの彼。まだこれほど有名になる前に『女教師は二度抱かれた』というめちゃくちゃ楽しいお芝居に出てたときに観たはずなんですが、全然憶えてない(爆)もったいないなー、自分!(笑)

で、今回のお芝居、松尾さんは彼に花をもたせたなーと思いました(ちょっと表現違うかもしれませんが)。松尾さんの彼に対する愛とリスペクトが、このラストに込められている気がしました。序盤からクドカンや星野源がギターを持ってウロウロしていたので、どこかで一曲やるのかも!と期待して観ていたのですが、星野源の役がギター初心者だったので、ベンベンという音をたまに弾くだけでで、ちょっとヤキモキしていたのです。が、最後に魅せてくれましたーー

もうー、嬉しさと感動で泣いてしまいそうでした。ラストフラワー。最初の弾き語りっぽいバージョンは特に滲みました。歌詞と音楽もよく合ってる。そして源さんの生唄、初・体・験!もう感無量ー

ラストを飾るのはいかにもスカパラってアレンジのラストフラワー。その流れで役者たちのご挨拶。スマートで完璧。エクセレント。

これはたぶん映像化の予感…。だってこれほど人気の劇団のコラボですから!『高校中パニック』も映像化が決まったみたいですしね♪

このお祭り、今後あるのか分かりませんが、個人的にはもう一回くらいは演ってほしいなーと願っております

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コメント

>オサト さま

めちゃ面白かったです!
出演者も音楽も本当に贅沢なお芝居でした
これから大阪公演みたいです。
映像化の機会があったらぜひ観てみて下さい♪

投稿: PIP | 2014年9月 3日 (水) 10時26分

面白そう...! 星野源!
そういえば初めて行ったライブがスカパラでした♪

投稿: オサト | 2014年9月 2日 (火) 16時26分

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