ランチ:坂本屋@西荻窪
近隣の方はご存知かと思いますが、ここはカツ丼で超・有名なお店。先日のアド街でも紹介されていましたね。パッと見はごく普通の中華屋さん。この道はよく通るのですが、いつもここに行列が出来ていてはて?と思ったのは数年前。
当時調べたら、どうやらカツ丼がめちゃ美味しくて評判らしい。でも残念ながらカツ丼って全然興味ないんです。ないどころかむしろ好きじゃないかも
。だってカロリー高いし食べるともたれるし。トンカツでさえ年に一度食べたいと思えばいいほう。しかもヒレじゃなきゃだめ。まあサクサクが好きなのでカツ丼よりはトンカツの方が好きかな…って感じで…。
ということで、なかなかカツ丼モードになる時がなくそれが来るのをずっと待っていたのですが、その時はなかなか訪れず…。そしてようやく先日、「今日ならカツ丼でもいいかも!」と思ったので、行ってきたのでした(笑)。
いつもなら開店前を狙うのですが、この日はジムの後だったので到着は11時40分くらい。でもすでに行列ができてましたちなみに平日。わたしが並んだと同時に先頭の2組が入店したので女ひとりが待つという格好悪いスタイルになってしまいました(苦笑)。
ヒマなのでディスプレイを撮ってみたりして。これ見る限りやっぱりごく普通の中華屋さんだよなー。
日替わりの看板が自動ドアに大きくぶら下がっていました。今日は海老玉かあー。
回転が早いのか待つこと5分くらいで店内に案内されました。
てっきりカウンターかと思いきや、空いたのがテーブル席だったのでテーブル席に着席。そしてこれまたてっきり相席かと思って荷物を自分のイスの後ろに置いていたら、「荷物、前の席にどうぞー」と優しくおかみさんらしき方に言われて、嬉しい気持ちに
狭いテーブルなので調味料や割り箸の類いが窓際に置かれていました。
注文したのはもちろんカツ丼ですが、テーブル上のメニューを見る限りけっこう豊富な内容。これ見るとやっぱり普通の中華屋さんだよなー。でもこの日はわたしがいる間のお客さんは全員カツ丼をたのんでました(笑)
お水のコップがアレ?って思いました。
というのもガラスのコップが普通だと思うんですが、ステンレス。何か理由があるのでしょうか?あまり冷たくないことにも(笑)
待つこと10分くらいでしょうか、カツ丼の登場です!
うわっ!これー、ビジュアル的にかなり美味しそうなんですけど!
メインのカツ丼以外には、お味噌汁
具はワカメだけですが出汁のきいた白味噌が優しくてこのカツ丼にピッタリ♪
あとはキュウリの漬物。
自家製かは分かりませんが、塩分はそれほど強くなく、でも濃いめの味なのでいいアクセントになりました。
ちょっと〜、この半熟度合いは反則でしょうー(笑)
まるで宝石のようなキラキラでトロトロなこの卵、芸術的とすら感じますさてお味はというと…
ウマーーー!!
何でこんな普通の感じでこんなにウマいの?!って、実際食べててもフレンチとかとは違い庶民的な味には違いないんですが、でも絶対に他と違うこの感じ。衝撃。正直、カツ丼なんて滅多に食べないので、自分がこんなに美味しいと感じるとは思わなかったのでそんな自分にも衝撃を受けました。
カツがとにかくサクサク。普通、カツ丼だとしっとりじゃないですか。なのにサクサク。しかも時間が経過してもサクサク。何で?!
タレも最高。甘いけど甘過ぎない。上質な卵かけご飯を食べてる気分になるカツの下の卵が滲みたこのご飯の美味しいこと!ご飯少なめって言いたかったけど、言いそびれてしまってよかったと思ったくらい(笑)
カツの端にある脂身も普段は苦手で残すんですが、今回は甘くて美味しくて余裕で食べられちゃいました。そんな自分に驚き。
少し席が空いたので、店内の写真をパチリ
こちらは5席のカウンター。ここだったら調理のライブが見られたんだろうなー。
完食!ごちそうさまでしたっ!めちゃくちゃ美味しかったです!と帰りのお会計の際に伝えておきました。また優しそうなおかみさんが、「どうぞ今後もご贔屓に」と言われたのが印象的でした。
坂本屋のお隣は神戸・但馬の牛肉専門店
こちらもお客さんがひっきりなしで人気のようでした。
坂本屋。すごいですよ…。何がすごいって、カツ丼好きじゃないわたしが、明日もまた食べたい!って思ったこと(笑)。ホントにそう思いました。グルメ評論家の山本益博氏が「日本一のカツ丼」と言ったとか言わないとか、レジ横には彼の
「どこにでもあるカツ丼にして、どこにもない坂本屋のカツ丼」と書かれた色紙が飾ってありました。
彼の言葉に偽りなしです。庶民的なカツ丼をこれだけ美味しく食べさせてくれるお店はほんと、きっとここしかない、そう思いました。ただカツ丼を滅多に食べないわたしなので、カツ丼好きな方はこの意見は話半分くらいのほうがいいかも…(笑)。でもわたしはめちゃくちゃ満足したことはたしかです。絶対、また行きます!
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