雑記:会田誠展 「天才でごめんなさい」@森美術館
絵画鑑賞はけっこう好きで昔はよく美術館に足を運んでいました。でも有名どころを観に行くとめちゃくちゃ混雑していてゆっくり鑑賞できないので滅多に行かなくなってしまいました。それでも今回はどうしても観ておきたくて、いざ六本木ヒルズへ。
うわー、やっぱりヒルズのビル高い!
でもヒルズ内、分かりずらい…。まあ自分が方向音痴だからかもしれませんが案内板をたよりに森美術館へ。途中、会田誠展の案内がデカデカと柱に。これがなければ、きっともっとさまよい歩いていたことでしょう。
やっと入口に到着
いや〜森美術館、初めて来たのですが、セキュリティが凄かったり入口や扉がSFチックだったりで、なんだかすごく緊張してしまった!別に悪いことしてないけど妙にオドオドエレベーターにも必ず案内の人がいたりして。そして53Fという場所もかなりな異空間
高所恐怖症の私はここで地震でもきたらどんだけ揺れるんだろうと想像して、一瞬パニックになりそうでした。
今回、唯一写真撮影が許された作品
これは自分の好きな作風とは違いますが、変なものですねえ〜。ほんと幅広いなこの人、と思います。
ちなみにタイトルは「考えない人」
美術展の感想をひと言でいうと、キョーレツでした(いい意味で)。想像をはるかに超えた質と量に圧倒されました。それほどのんびり観たわけではないのに気づいたら2時間以上が経過。
平日の午前中のせいか人はまだそれほど多くなくて、ゆっくり鑑賞できてよかったです。私は借りませんでしたが、解説用のハンディフォンを片手に老若男女、外国の方々が真剣に作品と対峙していました。作風から18禁のブースもあったりしました。
この人ほんとに凄いなと作品を観てしみじみ。画風も色々でどれも天才的に上手(天才なんですが)。個人的には、ジューサーミキサー、犬シリーズの月、電信柱、カラス、その他、がよかった。あと「みんなといっしょ」シリーズの小さい頃からの自分の絵をパロったのも面白かったなぁ。
善かれ悪しかれかなりの毒があるこれらの作品を観てその毒気にあてられたのか、この日はそれからずっと痺れたような疲れで調子が悪かったのでした
会田誠展、すごくよかったです。本当に観てよかった。できれば開催中にもう一度足を運びたいな。
※ちなみにこの巨大な赤提灯も彼の作品だそうです。
次回はこのあとに行ったランチの記事の予定です。
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