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2012年8月31日 (金)

芝居:大人計画「ふくすけ」@シアターコクーン

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大人計画のお芝居『ふくすけ』を観てきました。


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前回の『ウェルカム・ニッポン』に続き、今回も幸運にもいくつかチケットがとれたので、またまた3回も観に行ってしまいました。これは最初に行った3日目の夜公演の写真。すごい人。ロビーは熱気でムンムンしていました。


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入口で撮った公演案内のポスター
なんだかちょっと怖い気がする(笑)


Photo

ところで(以下、ネタバレあり)
わたくし、最初に大人計画から届いた「ふくすけ」の優先ハガキがこんな感じだったので、物語のイメージをこれに委ねていたのですが、


Photo_2

その後、他のお芝居でもらった新しいチラシはこのようになっていて、なんか全然違うじゃん!って思ったわけです(笑)。
知識としては3度目の再演ということと、けっこうブラック、ということ以外は知らないまま観劇しました。感想はというと…、

もう、すごくいい〜

これに尽きます。ブラックなのは松尾さんの作品なんで想像はできましたが、予想を超えるブラック&面白さでした。

こんなに暗いのにこんなに笑えるなんて!

自分的には前回のウェルカム・ニッポンよりも好きでした。あらためて松尾さんの心の闇を知ったような気がしました。台詞の一つひとつがヒリヒリと印象に残ります。ものすごく極上な文学のような。

役者の話。最初見はじめて、ふくすけ役の阿部サダヲがおとなしい役なのがファンとしてはやや物足りなかったのですが、後半はいつも通りのはじけっぷりとなり、長台詞の見せ場も入り、エキサイティング
多部ちゃんはとてもキュートで、大竹しのぶはさすがのうまさ。オクイシュージは最初少しインパクトが弱い気がしましたが、すんごくいやらしいやつ!って怒りが湧いたということは、それだけダメ人間っぷりがにじみ出ていたということで上手なんだと気づきました。みんなそれぞれ素晴らしかったのですが、今回私が一番イイと思ったのは、古田新太なのでした。古田新太といえばあのお顔から(失礼)悪役などキャラの濃い役のイメージが強かったのですが、今回の地味っぷりときたら!舞台上のシケたおじさんが彼だとしばらく気づきませんでしたもん。でも先日、劇団☆新感線の「シレンとラギ」での悪役っぷりを拝見したばかりだったのもあり、きっと途中から豹変するんだろうな〜、と勝手に想像していたのですが、ラストまで地味なままだったという(笑)。でもなんかこれが妙に似合っていたんですよね〜。全身から哀愁が漂いまくっていて、ほんと素敵でした。これで好きになったかも(笑)

今回のお芝居もまた前後編とちょい長めでした。とにかく人が大勢出るしセットはめまぐるしく動くしなので、気をつけてみてないと見過ごしてしまう笑いもアリでした(現に2度目は見過ごしたトコロを押さえました)。それと観客側の真ん中通路から登場する場面がたびたびあるので、今回のいい席は一番前ではなく、その通路が目の前にある真ん中辺りの席ってことになるのでしょう。今回わりと早い時間にチケットがとれたのに席が真ん中より後ろだったのでアレ?と思ったのはこういう理由だったんですね。ところで、そのおそらく一番いい席であろう場所に偶然宮沢りえさんが座るのを発見芝居が始まる間際にサッと細身の女性が現れたのですが、すぐに分かりました。さすがに遠目でも美しい

初演や前回の「ふくすけ」を知らない自分にとってこの物語を観て思ったことは、よくぞ再演してくれた!ということ。松尾スズキさん(が決めたんですよね?)に感謝

次回は松尾スズキの一人芝居がスズナリで年末にあるとのこと。どんなものになるのか今から超・楽しみデス

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