ランチ:カフェ・トロワグロ (TROISGRO)@新宿
ちょうど午前中新宿に出る用事があったので、ランチが11時〜と早いこちらでお昼をいただくことにしました♪
小田急ハルクの地下にあった時代、一度だけお邪魔したことがあるのですが、かれこれ5年以上前になるので「美味しかった」という乏しい記憶しかありません
入店は平日の11時半ちょっと前。
店内の先客は2〜3組ほど、さすがにまだガラガラでした。
けっこうな席数があります。これだけ空いているんだからてっきり窓側に通してくれるかと思ったら、あっけなくお一人様専用っぽいソファ席に通されてしまいましたまあ言えば変えてくれたのかもしれないケド・・・。それから来る客、来る客2人連れで、みんな窓席。いつまでたってもソファ席は私ひとりぼっちで、なんかちょっと不満だし寂しかった(苦笑)。
でもまだ人が少なくて眺めはけっこうよかったのでまあよしとして、こちらがメニュー。トロワグロのTの文字がどーん。
ランチのコースは3種類。前菜+メイン or メイン+デザートで1680円、前菜+メイン+デザートで2205円、さらにメインを2種類 or 前菜を2種類選べる2940円。いずれもパン、コーヒー or 紅茶がつきます。ちなみに選択によってはプラス料金が発生します。
前菜、メインは5種類、デザートは2種類から選べます。しばし迷ってから、真ん中のコースで、前菜から「かぼちゃのラビオリ”ペルミニ”シナモンの香り(+105)」、メインから「カリカリに焼き上げた国産ポーク、つぶマスタードソース、椎茸と共に(+315円)」、デザートから「バナナのキャラメリゼ、スパイス風味のアイスクリーム」を選ぶことにしました。
こちらはテーブルセッティング。
写真がイマイチです。というのもこのソファ席、窓際に比べてかなり暗いのです。。。これもやや不満でした。
でもさすがトロワグロ、高級感ただようカトラリーです
どっしりとしていて、ぴかぴか
おっ!と思ったのは紙のテーブルクロスの四隅にあったTの文字。
実はコレ、印刷じゃなくて型抜きなんです。こういう他とちょっと違う点を見つけると、お店への興味が俄然UPするワタシ。
まずはパンが運ばれてきました。
写真じゃわかりづらいかもしれませんが、かなり大きめのカットです。
最近行ったフレンチのお店では一番大きいカットだったかも。。なんか最近、どこへ行ってもパンが小さくなってきてると感じるのは気のせいでしょうか?(笑)まあコースとかの兼ね合いもあるんでしょうけど。
いや〜、でもこのパンが意外なほど美味しい!ちょっと不意打ちでした!
というのも小田急ハルクの地下にある「トロワグロ」でたまにパンを買うのですが、正直「おお!これはウマイ!」とまで思ったことがなかったもので(まあフツウというか・・・)
なんてパンを噛み締しめてるうちに前菜が運ばれてきました。
「かぼちゃのラビオリ”ペルミニ”シナモンの香り」
うわー、ビューティフル!!
これはやっぱり目玉焼きに似せているのでしょうか?
もちろん中身は黄身ではありませんしかしラビオリって、まさかこんなにビッグサイズのラビオリがひとつ、どーん!ってものだとは思ってもみませんでした
ペルミニって意味がわかっていれば想像できたのかもしれませんが
ちなみにペルミニとはロシア風の水餃子だそうです。
薄くスライスしてあったのは桃かな?ごめんなさい、よくわかりませんでしたその上の細いのはオレンジの皮で、シナモンが全体にうっすらかかっています。さてどんなお味なんでしょう、さっそくひと口・・・
おお、美味!
「おいしー!」というより「美味・・・」って言葉がピッタリ(笑)
とても上品なお味です。細切りのオレンジの皮が意外なほどの存在感で一緒に食べると美味しさがビビっとアップ!いや〜、さすがトロワグロ、洗練されています!
そしてこちらがメインの「カリカリに焼き上げた国産ポーク、つぶマスタードソース、椎茸と共に」
実は気分的には他のメイン料理「ツナとケッパーソースのリゾット」に魅かれていたのですが、本家『ミッシェル・トロワグロ』は当分縁がなさそうなので(笑)、せめてこちらで肉料理か魚料理の味を試してみたかっていう気持ちがあり肉料理を選んでみたのでした
ポークの上にオニオン、椎茸、クルトンなどで高さのある盛りつけを演出
うっすら赤みを帯びたつぶマスタードソースがまたきれいなんですよね。
こちらがポーク。さてお味はというと・・・
うーん、ウマイ♪
ポークはかりかりって感じはあまりしなかったケド、脂身がニガテな私がぱくぱく食べれるほど柔らかくて臭みがない。お肉についてるほのかな八角の香りも上品。つぶマスタードソースやお野菜との相性も抜群です。やっぱりメインも「洗練」、の一言に尽きるなあと感じました。
一つ残念だったのが、料理がやや冷めていたこと。これは勝手な想像ですが、私は食べるのがかなり遅いほうで、前菜もかなり時間をかけて食べていました。たまにチラチラ様子を見にくるサービスの人がそろそろだなと厨房にGOサインを出したものの、料理が出来てもまだ私が食べ終わっていなかった・・・という感じだったんじゃないかなあ〜。もちろん食べ終わってから作るのがフツウだと思うけど、カジュアルなお店だし混雑する時間帯も近づいてたしね。。ということでちょっと減点。救いはしっかりした味のお料理だったので、冷めてても美味しかったこと(笑)
食後にはコーヒーをチョイス。
一緒にともされるお砂糖とミルク
量もたっぷりで美味しいコーヒーでした
今回ヒットだったのがお砂糖の入っていたこの器。
大きすぎず小さすぎずのしずく形。ありそうでなさそう♪
そしてデザートの「バナナのキャラメリゼ、スパイス風味のアイスクリーム」
これまたなんてアートした一皿なんでしょうやっぱり見た目がキレイだとテンション上がりますね♪ちなみにもう一つのデザートは「いちじくのコンポート エストラゴン風味のアイスクリーム」でした。こちらを選んだのは単純にバナナを使ったデザートが好きだから(笑)
このバナナの置き方一つとっても芸術的です♪なんかフォークをいれるのがが勿体ない。アニスでキャラメリゼしているとのこと。運んできたサービスの女性が丁寧に説明してくれました♪では、さっそくひと口〜
ウマーーーー!!
また不意打ちです(笑)。バナナはもちろんこの下のビスケット生地みたいのが軽い塩気があってすごく美味しいバナナの甘みのことをきちんと計算してる味
このアイスクリームもウマし!7種類ものスパイスを使っているそうです♪
フォークを入れると、なんと生地の下から2種類のソースがむにゅっととびだしてきました!チョコレートとキャラメル味のソース。いや〜凝ってますな〜♪
そしてアイスクリームの下に実はナッツが敷き詰められていました歯ごたえがあって美味しい
デザートは、見た目の繊細さ以上に味はもっと繊細だったことに驚きました。なんかこういうキレイなデザートって味はイマイチ・・・って勝手な思い込みが私にあったもので
ふー、美味しかった〜、満足♪と正面を見ると明るい窓席。
やっぱり窓側がよかったよな〜と最後までしつこく思う私なのでした(笑)
いろいろ不満な点を上げましたが、実はけっこう気に入りました
家庭的とは真逆な本格フレンチをカジュアルにいただくのにちょうどいいんですよね。小田急デパートの上という立地も行きやすいし、肩肘張らずに利用できます。食べ終えてからサービスの方にメニューが入れ替わるタイミングをお聞きしたところ、いつもは季節が変わるタイミングで数種類のチェンジを行っていたそうなんですが、今回はじめて10月末に全メニュー大幅リニューアルを行うとのことでした。(ちなみにこの日は10月中旬)
これはぜひ近いうちにまた足を運んでみなければ
今後もぜひ利用させていただきたい『カフェ・トロワグロ (TROISGRO)』なのでした〜。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
>びび さま
そうなんですよ〜、いつの間にかレベルアップしてました(笑)
ふだんはデザートはパスすることが多いのですが
ココは絶対デザート食べたほうがいい(笑)
今はモンブランが登場してるので(モンブラン大好き!)
また近いうち再訪しちゃいそう
やっぱり「お一人様イマイチ席」経験済みですか(笑)
お店側にも臨機応変に対応していただけると
嬉しいんですけどねー(苦笑)
しかしキャラメリゼしたバナナケーキを作れるなんて・・・
すごすぎです、びびさん
投稿: PIP | 2009年11月 5日 (木) 18時19分
え!? トロワグロってハルクの地下じゃないんだ

笑!
(↑ まだ言ってる!)
いつの間にこんな高いとこに移ったんでしょうね~
新宿のデパートは小田急に行く人ですが、年に何回かなので
ちっとも知りませんでした
それにしても素敵なランチですね。
お昼はお手頃なので、豚肉や鶏肉を使うことが多いですが
ここまで芸術的に料理されたらほんとにご馳走です!
デザートのバナナも、
キャラメリゼしたバナナケーキを作ったことありますが
バナナの曲線を活かしたデザイン、素敵~!
下の小麦胚芽っぽいクッキーも、バナナのもっちりした甘さとよく合うでしょうね!
一度行って見ないとな~!
お一人様で窓側に座らせてもらえず、
人の少ない暗い席に通されたこと、私もあります!
最後までひがんでました
投稿: びび | 2009年11月 5日 (木) 11時41分