« ディナー:オマージュ(Hommage)その2@浅草 | トップページ | ねこ:愛すべき2匹 »

2008年7月 9日 (水)

信州旅行4:温泉『中房温泉』

翌日は昨日とはうってかわっての快晴!
これは絶好のドライブ日和♪


06

ということで、たまたま実家を訪れていた弟夫婦におすすめの温泉を訊いてみて、いくつかの中から選んだのが穂高方面にある『中房温泉

山の奥の奥にひっそりと佇む小さな温泉でかつ源泉かけ流し100%という点が、秘湯好きの私の心を揺さぶったのでした♪

実際、冬場は営業していないらしく、営業期間中でもちょっと天候が悪いとすぐに通行止めになる山道の先にあるとのことで、まさに今日行かずしていつ行く?!という感じで(笑)迷うことはありませんでした。さて、いざ出発!

諏訪I.C.から高速を使って豊科I.C.で降り、そのまま穂高温泉峡辺りまではスムーズなドライブ。
地図を見ると、あとは山道の奥まで行くだけ。と楽観的だったのですが、この山道が思いのほか難関だったのだ・・・。

車一台すれ違えないせませま道が10キロ以上も続き、ずーっとカーブの連続で緊張しっぱなし。まっすぐな道なら10キロなんてすぐなのに、えらい時間がかかりました〜
つかれた〜!って運転はオットなのですが(苦笑)。

しかし到着してみればこの景色ですよ!

01
しかし到着してみればこの景色ですよ!


02
緑の色が濃い!!空気もすごいおいしい〜。鳥のさえずりや川のせせらぎがBGMです


03
どうやらこの辺は登山ルートらしく、登山用の標識や案内板があちこちにありました。


04
本当に静かな場所です。

さて今回私たちが利用するのは一軒宿である『中房温泉』が提供する立ち寄り湯のほう。

場所は駐車場から見て一段高いところにあったので、すぐにわかりました。


05
建物の前にはお風呂から出てきたと見られる若者たちが4〜5人休んでいます。おそらく駐車場にバイクが数台止まっていたので、そのバイカーたちでしょう。


06_2

さてさっそく入ってみるとしますか!こちらが入り口の看板です。文字が右から左に書いてあるのが歴史を感じさせます。


07

その横にある看板の下にぶらさがっている板の文字が「やっとります」なのがちょっと微笑ましかったりして(笑)。


08

扉を開け、はっぴを着た優しげな受付のお兄さんに料金700円を支払うと、すぐにお風呂への入り口があります。

それにしても入り口の歴史を感じさせる看板のわりにはやけにぴかぴかだよな〜、と後で調べてみると、どうやら数年前に改装したとのこと。ナルホド。

2人とも長湯なので「1時間後ねー♪」とそれぞれのお風呂へ向かいました。

そしてなんと、私もオットも入浴中のほとんどが一人っきりだったのでした!!これはラッキーです

ということで、少し写真を撮ることができましたので、以下ご紹介〜♪

まずは私の入った女湯


10

脱衣所はすっきりシンプルな造りです。


09

洗面所も掃除が行き届いています。


20

お風呂への入り口。さあ、いざ出陣!


21

扉を開けるとすぐ露天風呂が!ちなみに男女とも内湯はありません。

お風呂は真ん中の岩を挟んで2つあり、左側が「妙見の湯」、右側が「古事記の湯」と名前がついているのを後で知りました。

右側の方が湯船が広いのですが、けっこう熱くて長ブロには非常に不向きだったため、ほとんどずーっと左側のやや小さめの湯につかっていました(笑)。


22_1_2

いやいや、それにしても湯船から見上げる景色の素晴らしいこと!


22_2

こういう景色ってなんでずーっと見てても飽きないんでしょう。はー、極楽♪

さて、ここからは男湯の写真です。


11_2

入り口から見たお風呂の外観は似た感じです。


12

こちらも真ん中の岩で2つに区切られています。やはり名前がついていて、向かって左側が「古事記の湯」、右側が「薬師の湯1号」


13

左側から奥に向かっての景色。オットはかなりアクティブに写真を撮っていたのだな(苦笑)。


14

「古事記の湯」のほう。


15

お湯が出てきてます。熱そ〜

さらに写真は続きます。


16

湯船側から見た建物の外観。入り口に日よけの笠が置いてあります。


17

洗い場。それにしてもよく撮るなー(苦笑)。


19 18 四方を山々に囲まれた湯船の中で、四肢をおもいっきり伸ばす開放感!すばらしい!

あ〜、気持ちのいいお風呂でした〜
景色はもちろんですが、特に泉質が気に入りました♪無色透明、かすかな硫黄臭。身体に優しくまとわりつく感じ。


23

さて、2人ともほぼ1時間の入浴を終え、休憩所でしばしまどろみタイム。


24

簡単な食事処にもなっていて、注文するカウンターがありました。


Dscf1158

しかし、そのメニューを見ると、蕎麦やカレーはわかるのですが、なんとガーリックトーストピーナツバタートーストがある!

ガーリックトーストは私も大好きですが、入浴後に食べたいとは思うようなものではないよなーこれ、売れてないんじゃないかなあ(笑)。


25

休憩所の窓からの眺めにも癒されます。


26

ああ〜、本当にいい温泉だったなあ〜。またぜひとも訪れたいのですが、この道程を考えると・・・。ちょっとビミョーな気持ちになるのでした(笑)。でも温泉好きの方ならきっと気に入ると思いますよ♪


27

付近を歩いていたらバス停がありました。車でなくても来られますね♪


29

美しい緑たちともお別れです、下界へ向けていざ出発。

しかし、帰りの山道は行きとは比べ物にならないほどあっという間なのでした。下りだからなのもあるでしょうが、見通しが行きよりも圧倒的によくって、運転しやすかったとのことです。

そして嬉しいハプニング☆

山道の途中でモンキーの集団に遭遇!道路の端を縦一列になって歩き、林へ移動し戯れていました!群れの中には超ミニミニモンキーもいて、それがめちゃくちゃ可愛かったのだしかも小さい体で木にぶらさがって、ぷらーん、ぷらーんしてて野生のぷらーんぷらーんは初めて見たので大コーフンしてしまいました(笑)。

急カーブの途中だったのと、モンキー軍団が運転席側だったのでショボイ写真しか撮れなかったのがとても残念本当はかなりの迫力だったのに〜。


Yobi2

前方に、かすかですがモンキー軍団がぞろぞろ歩いてくるのが見えます。


31

もう少し近い写真

この後すぐにモンキーたちはガードレールを超えた林の中に飛び込み、木を登ったりぷらーん、ぷらーんしたりと遊んでいる風でした(笑)。

あ〜、秘湯でのんびりできただけでなく、最後はおサルたちのサプライズもあり、大満足の温泉旅だったのでした☆

さて、この後はお蕎麦屋さんで遅めのランチです♪

|

« ディナー:オマージュ(Hommage)その2@浅草 | トップページ | ねこ:愛すべき2匹 »

コメント

葛温泉はこれまた静かで
すてきなお風呂ですよね。

今回は中房温泉を教えてくれてありがとう。
こちらもGOODでしたよ〜♪
でもここは宿泊すると色々なお風呂に入れるから
機会があったら泊まりで行ってみたいなー。

投稿: PIP | 2008年7月16日 (水) 19時14分

いい温泉で何よりでした。
僕も今度行ってみたいと思います。
先日、大町の葛温泉にやっと行きました。
湯の花の浮いた露天風呂は最高でした。

投稿: 伝統工芸@奈良 | 2008年7月14日 (月) 20時27分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 信州旅行4:温泉『中房温泉』:

« ディナー:オマージュ(Hommage)その2@浅草 | トップページ | ねこ:愛すべき2匹 »